こころの窓口としてのセラピスト

自分の力の限界を知っておく

セラピーは万能ではありません。セラピストは自分の力の限界を知っておく必要があります。

これくらいなら大丈夫かな・・・と思い、背伸びして引き受けた仕事は必ずセラピストを苦しめます。それはクライエントをも苦しめる結果になってしまいます。

セラピーの多くは精神病レベルの症状には対応できません。施設や病院と連携をとらず、中途半端にセラピーを施すことは症状の悪化につながります。症状レベルだけでなく、セラピストとクライエントの相性という面でも受けない方がいいケースもあります。それを見極める目を養うこともセラピストの力量です。

窓口としてのセラピスト

自分の力では対処できないクライエントが来談した場合、どうするか?

まずは誠意をもって引き受けることができない旨を伝えましょう。そして可能なら代わりの施設やセラピストを紹介できるようにしておきましょう。そのためにも、地域の病院や施設との連携や、セラピー枠を超えたセラピストとの連携は必要です。

心や体に不調を感じた人が、病院に行く前にセラピストの元を訪れるケースがあります。「大した病気ではないけど、ちょっとリラックスしたいな・・・」と当人は思っていても、症状がかなり進んでいるケースもあるのです。

施設や病院にある”行きにくい雰囲気”の払拭もこれからの課題ですが、これからはセラピストが気軽にこころの悩みを相談できる地域の窓口になっていけるといいですね。


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