カラーセラピー

カラーセラピー(色彩療法)

カラーセラピーとは

カラーセラピーとは、色彩を用いた心理療法全般を指します。「色は心の言葉」といわれるくらい、色と心(感情)には密接な関係があり、怒っているときや興奮しているときは赤系の色を好んだり、青系の色を見ると心拍数が下がり心が落ち着くなど、たくさんの研究結果が報告されています。

この世の全てのものに色があるためカラーセラピーの適用範囲は広く、カラーの効果を重視したアートセラピーや、インテリアカラーの癒し、カラーを意識した食生活など、いろいろなカラーセラピーがあります。

その中でもカラーセラピーの代表と言えるものは、カラーボトルを用いたカラーセラピーです。「オーラソーマ」のカラーセラピーが最も有名で、オーラソーマでは上下2層に分かれた約100本のカラーボトルを使い、心身の状態を読み解いていきます。

カラーセラピーの効果

色が心身に与えるセラピー効果

色は目から脳に伝えられ、心身に影響を与えます。赤系の色を見ると交感神経が活発になり、脈拍や体温が上がって元気になったり食欲がアップします。青系の色を見ると副交換神経が刺激され、体温や脈拍が下がり心身が落ち着きます。

色に表れた心の言葉に耳を傾ける

自分の感情を理解し言葉で表現することはとても難しいですが、自分で選んだ色には心の状態が映し出されています。好きな色や嫌いな色、気になる色などから自分の心の状態を読み解き、感情を客観的に見つめ直すことにより、今の状態を受け入れ自分の力で処理できるようになります。

カラーを通したカウンセリング効果

カラーセラピーは、カラーを通したセラピストとの対話の中で進みます。ただのカウンセリングでは話しにくい自分の感情も、色という言葉をとおすとスッキリと話せてしまいます。

カラーセラピーの資格

・オーラソーマ
・オーラライト
・アヴァターラ
・センセーション
・イリス
・キャメス
・リュッシャー

カラーセラピーの問題点

カラーセラピーは比較的歴史の長いセラピーで、資格認定制度も整備されてきていますが、資格を取得しただけでは仕事にならないのが現状です。

関連キーワード

・色彩心理学
・エコールドメチエ
・パーソナルカラー
・和み彩香セラピー